派遣社員5年目。幸せ、感じますよ。

派遣で働く。

こんにちは、虹恋です。 
虹恋は派遣社員です。
大前さんと全然違って、資格はほぼなし。
今にしてみれば、私の最大の能力は「空間に溶け込む力」ではないだろうか。
周りとうまくやる力。だからと言って協調性があるとは評価されてこなかった。

個性的、変わってる。
子供の頃から私への周りの評価はそんな感じ。

きっとだからこそ周りとうまくやっていけるのだ。

今の会社に派遣されて今年で5年目。
その間に正社員は異動で全員入れ替わり、そして派遣やパートも去っていた。

5年目にしてこの部署を誰より知っているのは私である。
(熟知ではなく、ただ表面状の知ね。)

その間に何人が人間関係で体調を崩し、何人が泣いていただろうか。
そんな中で部署内係を配置換えと言いつつ、仕事を必然的に手伝わされながら
そしてうまく立ち回った自分に関心する。

そして、派遣法の3年を乗り切るきっかけとなった今の仕事に選んで頂いて

「今、私はとても幸せだ」


この幸せの中身を自分なりに考えてみた。
・ありがたいことに、派遣ながらコロナで仕事を自粛することがなかった。
・上司に信頼されていると感じることができる。
・私は派遣社員で、正社員のような「評価」がなく、そういう意味で気が楽。
・残業はほぼなし。有給だって取れる。
・つまり最高である。

ただ、コロナ渦で旦那さんの手取りが減ったのを実感すると、
やっぱりもっと稼ぎたい。
派遣であるのに手取りの時給はパート職員と同じ。
(ただ、パートは低い時給から昇級性であるのに対して、派遣は最大時給から始まるという利点)

昔、正社員で働いていたころ。
あの頃の給料も低かった・・・。
それでも今より稼げていた。
尊敬できない上司のどうでもいい評価。
責任だけは背負って働く若い大切な時間。
辞める理由は十分にある。
が、出産に伴う退職まできちんと働き通した。

それだからか、派遣を選ぶのには抵抗がなかった。
・給料が著しく減ったという感覚にならなかった点。
・同僚に期待しない点。
そんな適当な私が産後派遣社員として働き始めて2つ目の派遣先で、今の職場に出会えたのはラッキーである。
3年の派遣の壁と迎えた時、期限制限なしの今の仕事を依頼されて。

はっきり言って派遣会社の人はあてにはならない。
ただ、派遣先の上司に恵まれたのだ。

でももっと給料が欲しいな。
今お世話になっている会社ではない、今の部署、上司、同じ仕事に就ける保証があるのならこの会社の正社員になりたいと思うが、
正社員になったら、だからこそ選べないので。


定時を過ぎて、15分の残業が見えた終業5分前。
同僚と笑い自分のデスクを目指す足取りは軽く。
「あぁ、私、幸せだな」
そう、ふと思った私は

本当にすごい。
という自画自賛な話。
もしや、人生のピークかも。
意外と私の人生という山は低い山だった。

                  • かどうかが分かるのは未来の話。