純粋な心が求めたヒーローはどこへ行った?

 クリスマスのプレゼントを考える時期に子供達が、仮面ライダーだ、○○隊だ、○○レンジャーだ、プリキュアだとか変わらず騒いでいるのを見て、ふと、いつから自分にはヒーローが要らなくなったのかと疑問になった。

 

こんにちは、虹恋です。

突然ですが、アラフォーになった私が、最近求めているもの。

自分の時間やおいしいもの。

もともとあまり欲のない私ですが、あえてもっと言うならば、旅行に行きたい、死ぬ前に合っておきたい人もいる。

求めているのは、ヒーローよりもそういった夢のないモノやコト。 

 

ヒーローって何なんでしょうね。

そもそも、彼らは何から私達を守ってくれるのでしょうか。怪物?宇宙人?悪いやつ?大人が求めないから、ヒーローも子供相手に仕事するようになったのでしょうか。

だけど、守ってくれるんなら、大人だって守ってもらいたいですよね?

「ママをいじめるな!」

かわいいヒーローですね。

ヒーローに憧れて仮装して武装して。

あなたの憧れるヒーローがママを守ってくれないから変わりに守ってくれるのね。

 

でも成長して、たくましくなってきたのに、どうして?身近な大切な人をいじめる物・者から必死に守ってくれいたのに、、以前のように必死に戦ってくれなくなるのは。

怪物も、宇宙人も現実にはいないから?

 

なんとなく思ったんですが、ヒーローには、守ってくれるヒーローがいないからではないか・・と。支えてくれる仲間がいても、最後立ち向かうのは自分の力・・・。

純粋に他人を思って他人を守っていた力を、自分で自分を守る方にシフトしていく。

大きくなればなるほど、自分という存在が大きすぎて、他人を守る余裕がなくなって。

 

「ママをいじめるな!」

かわいいヒーローですね。

でも、私、ママだけど、あなたを守るヒーローじゃない。ごめんね。

 だけど、ママはあなたをヒーローにする為に、いつも見ているからね。

ヒーローの鎧を脱いでも、あなたが自分を守るヒーローであることを知っているから。

 自分の中にも、自分という自分だけのヒーローがいる事を教えてくれてありがとう。

 

自分の子供時代を思い出しても、パーマン(笑)だとかセーラームーンだとかになった記憶はあれ、何かから守った記憶は出てこない。 

 自分の身は自分で守るために、武装するものが必要だということ。つまりそういう事を学んできたのかな。

周りと合わせた服装だったり、若者言葉だったり、いろいろとやってきたけれど、アラフォーとなった今、私の身を武装してくれているもの。

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改めて考えてみると、見えないものに包まれて、守られている。

だけど、包んで守ってくれているのは、どれも「私自身を見てくれている」言葉や愛。

結局、それが一番自然で自分を強くしてくれていると私は思う。

 

さんざん国語の問題で出た「自己アイデンティティ」。

懐かしさとともに、やっぱりキーワードだったんだなと感じる次第です。