〈児童書〉少しの物足りなさが大人にはちょうどよかったりするんじゃないかな

どこいも行けないから、行きたくなるのだ。 

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こんにちは、虹恋です。

突然ですが私は時空を超えるだとか、バンパイアだとかが昔から好きで。

ついつい手に取ってしまうのです。

子供に付き合って、児童書コーナーで惹かれるように手に取ったのが

『サクラ・タイムトラベル』という本。

作者は加部鈴子さん。私は存じ上げておりませんでした。

サクラ・タイムトラベル (物語の王国) [ 加部鈴子 ]

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(2021/5/11 10:15時点)
感想(1件)

この、惹かれるように という感覚久しぶりでした。

手に取ってみたらタイムトラベル物でしたので(児童書ですので私用に)思い切って購入しました。

 

おすすめです。ぜひお読みください(笑)

 

・児童書なのでサラリと読めます。

・サラリと読む割には読後に得られる感情は多感。

・9歳の娘にぜひ読ませようという思いになります。

・タイムトラベル、よくある恋物語の結末

・だけどもっと壮大な過去からの「想い」の届けもの

 

今が、過去が未来に確かに続くものだという事が、人を想う気持ちが力を与えてくれることを教えてくれます。

 

9歳の娘

・タイムトラベルだとか、恋心だとかまだまだ分かりませんが、随所随所私に説明を求めながらも一気に読破しておりました。面白かったと。

 

我々は、加部さんの処女作でもある『転校生は忍びの使い』も読むことで一致しました。

転校生は忍びのつかい [ 加部鈴子 ]

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感想(0件)

あぁ、爽やかな、淡い恋だとか、若いっていいわ。

 

わかりやすさが脳内スクリーンに鮮やかに情景を映し出し、別のところへ連れて行ってくれる。本ってやっぱりいいなと思うのです。

 

どの本を読んでも、読後唐突にごっこ遊びのようなものを娘が始めるので、それに追いつくために私も同じ本を読むようになり、自然と9歳の頃の自分をまた体験している。

大人になると、かつて自分が子供だった事を忘れてしまう。

だから子供と同じ目線に立つことができずにすれ違ってしまうのだ。

子供たちが、いやご年配の方々が、そして青年・壮年世代がバランスよく同じくらいの割合で国民を形成することが大切なのはきっとここなのだろうな・・・

 

携帯小説でするのは妄想、小説家の書いた小説でするのは空想ですかね。

朝型人間になり、手放したのは携帯を触る多くの時間。自然と携帯小説を卒業状態に。8年もはまっていたのに。