生きて こそ。

To be or not to be・・・

シェイクスピアがそう呟いていた時代から、なんと遠いところまで私たちは来たのでしょうか。

いつの時代も、そして誰にとっても悩みや迷いは付きまとい。

それこそが「生きている」ってことに他ならないのだろう。

 

誰もが悩み、迷う

しかし、誰もが自分にとっての正解を決断できる分けではない。

時代だったり、環境だったり。

そして、諦めること、その辛さや口惜しさを経験することが人を成長させるのだろう。

 

少し前の時代まで、選択と言えば2択。

日本人は「yes」か「No」か、というはっきりと答えるのが苦手なのに

2択から選ぶ機会が多かったように思う。

しかし、飽和した現代社会。

そして自分で選択する自由を手に入れた私たちは、次々と迫りくる選択の機会に疲れているのだ。

 

Yes か No かと問われれば、

「基本Yes」かな。

やらないで後悔するよりも、やって後悔せよ。ってね。

 

Yes ですか?Noですか?と問われれば、

「No」かもしれない。

大人の付き合いは疲れるんです。

もう、なんか疲れる年ごろです。

 

その決断が正しかったかどうかなんて結局は最後、死ぬ時に「いい人生だった」って言えるかどうか。

いつ終わるか分からない人生だけど、完璧じゃなくてもいい。

失敗したっていい。

「生きてきた」

そう思える最後になるために。

 

自分が選ばなかったその一つがまた、だれかの選択肢の一つとなって消化されていく。

選ばなかったことを、後悔する必要はないのだ。

その逆もしかり。

誰かに選ばれなかったことで、自分を否定する必要はないのだ。

誰かを選び取る。神が与えてくれたその選択肢は地球上に76億強。

 

ね、旦那さん。

選んでくれてありがとう。

 

迷うために決断し、決断したことで迷う。

一つ一つ心に大切なものを積み重ねながら。

 

・・・きっと。

To be!!