旅行へ行く前に、自分の周りの人でリサーチしよう。クラブメッドトマムの失敗。
旅行する。
それは、何かを期待することである。
こんにちは、虹恋です。
今年の夏休みは北海道へ行ってきました。
かねてからちょっと興味のあった、オールインクルーシブのクラブメッドトマムへの宿泊。
オールインクルーシブというのは、宿泊料金にあらかじめ飲食代やプールなどのアトラクション代がある程度含まれているシステムのことです。
お酒を飲む人はいい。だとか、
子供専用のキッズプログラムが充実していて、そちらに子供を預けて大人だけの時間を過ごすことができる、というのが大きな利点です。
さて、今回は、宿泊してみて、なぜクラブメッドトマムをお勧め出来ないのか。そこをお伝えしようと思います。
まず、クラブメッドトマムですが、
オールインクルーシブということもありちょっと値段が高め。1泊3万程。
クラブメッドトマムと言ってもピンと来ない人も、雲海テラスのある星野リゾートというと分かる人もいるかもしれません。
特徴的なツインタワーのホテルです。
星野リゾートトマムとクラブメッドトマムは、管理会社が違うので違う施設だということですが、隣同士ということもあり、プールや大浴場(温泉ではない)は共用となっています。
ここで、重要なのは、子連れの方はクラブメッドトマムに泊まるべきだということです。
子供がいれば利用することになるであろうプールや大浴場は同じ施設内にあり、その施設はクラブメッドトマムの目の前だということです。
星野リゾートトマムに宿泊された方は、施設内の巡回バスにのっていちいち移動されていました。
8月の真夏でも夜は肌寒く、お風呂であたたまった体も冷え風邪を引くでしょう。
そして、この大浴場が問題です。
備えつけのシャンプー等の香りだとは思うんですが、気分の悪くなるようなにおいが充満している上に
お風呂は露天風呂一つのみ。
友人たちと「衛生的に心配だ」とわざわざ外を歩いてまで行く理由もなく、2日目からは部屋備え付けのお風呂に入ったのでした・・・。
さて、クラブメッドの売りは、夜のショーが充実していること。・・だったはず!!
行ってびっくり。
まぁ、毎日プログラムを変えて頑張ってるのはすごいけど。
学芸会。働いているスタッフがこのショーも担当していて、だからレベルが低い。
このショーがあるために、夜のレストランは20:45迄。早すぎる。
それを売りにするんなら、もっと本格的にやるべきだし。
がっかり。
ただ、日曜の夜は、全員で踊るクラブになっていて、これはノンストップで続いて楽しかった。
さて、トマムに来たら雲海にチャレンジしないと意味がない。
クラブメッドトマムでは1回分ゴンドラチケットがついてきます。
天候に左右される雲海。
5時からゴンドラが動くっていうのと、5時に行くと30分待つという情報により、4:30にホテルを出る。
(このゴンドラ乗り場もクラブメッド側にあり、星野リゾートの方はシャトルバスにて輸送されて来る)
すでにぞろぞろ人が歩いていて、結局4:30の時点で45分待ち。それもあってゴンドラはすでに営業していた。
日が昇ってくると、山の上見て雲海はないなって言うのは分かるけど、展望という点では満足かも。
山際ぎりぎりに備えられたクラウドバーという名の椅子。
以外に高所にあってネット等ないのに、みな写真を撮るのに必死で、最近多い転落死につながりそうだと思った。
一方通行で、近道のない雲海散策は、ただ天気の悪い日にはつらいものがありました。
さて、北海道の楽しみって何ですか?
食ですよね!?
食!
トマムは、この宿泊施設しかなく、近隣の食事場所がないんですよ。はっきり言って。
北海道に来てまで、各国ビュッフェ。
別にいいんです。北海道らしさがあれば。
ない!
無いに等しい。
本当にがっかり。
毎日食事は変わると言ったけれど、基本アジアンテイストで。
飽き飽き。
お陰で北海道の食を求めて日中2時間ドライブしたり。
何しに来たんだろうって感じ。
辛うじて星野リゾートの方に牧場が広がっていて、北海道らしかった。
が!!
クラブメッドトマムも星野リゾートトマムも、中国人ばっかり。8割位。
中国人オーナーが中国人の為にオープンしてやってると思った方がいいかも。
そう思えば、食事もお風呂もサービスも自分に納得できる。
そして、近隣にコンビニも店もない中で、チェックアウトしても出発まではオールインクルーシブ対象でお昼どうしようとかなる中で、最悪ここでっていう選択肢があったのは良かった。
そんな旅をしてきた私の夏は一体なんだったのか。
帰ってみて、周りに聞けば以外といったことあるって人が多い。
異口同音で共感。
口コミって大切。
増税前で良かった~www