映画「天気の子」 何か分からないけれど、確かに私は何かを期待して観に行った

ヒット作を出し続けるという事がどれだけすごいことなのか、それが分かった作品かも。

こんにちは、虹恋です。
「君の名は」の新海監督の最新作「天気の子」観てきました。
tenkinoko.com

「君の名は」を引っ張ってか大人の観客がとても多かったですね。
その期待に応えてか、「君の名は」の主人公の2人がちょい役で出てきました。
個人的には、大変微妙~というのが正直な感想です。
現実世界じゃなくて、アニメだから、、と言うにはスポンサーなのか現実世界の企業名、商品名が出過ぎ。その中で、犯罪行為が多すぎる。
今の世の中、アニメが世間に及ぼす影響を考慮すべきで。
犯罪行為をこんなに出すのなら、現実世界とリンクするような実名を出すべきではない。

恋もまだな主人公、同じ歌手が歌う曲、どれも「君の名は」っぽくて。
正直背景の絵は素晴らしい、そこだけ。
あとは、飽きてきた。
つまり、大人には物足りなくて、7歳の娘には難しいくて、主人公と同じ位の中高生ならまぁ、いいのかな。

そこをいくと、ディズニーや、宮崎駿アニメたちは、メッセージ性や、それぞれの作品のもつ世界観がしっかりとしていて、それでいてヒットを重ねてきている それがなんてすごいことなのだろうと、今更ながら分かった次第です。

自分から選んで観たくせに、偉そうに言えちゃうのが勝手な視聴者の狡いところで。
ただ、京アニの事件もあって、あの素晴らしい背景を生み出す日本のアニメに携わる人たちに感動もした。
お金は払ってみているけど、与えられるのが当たり前だと思ってはならぬ。

あの、美しい映像は小説では頭に描けず。
小説を手助けするものだと思えば、それはそれで観方としては良さそうだ。

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