確かなものを求めて、今日もあなたの温もりを感じたい

交通ルールを守って道を歩けば、車に襲われ

ルールを守ってバスを待てば、暴漢に遭い

家にいれば子に襲われ、親に襲われ・・

 

ねぇ、生まれた頃は無垢な存在だったんだよね?

 

こんにちは、虹恋です。

私たちの居場所はどこいあるの?

苦しい胸の痛みは一体何に対してなのか。

つらくて流れる涙は、一体なんのために。

 

10年くらい前、やたらと小さな事にも心が震えて泣けてきて。

その頃の涙は、「歳とって涙腺ゆるくなった」っていう類のものだった。

 

大切なものを増やすことに戸惑いがある。

自分ではもう、失う怖さを抱えきれない気がする。

 

そうしてTVを消し、ラジオを変え、新聞捨て、情報系のネットを遮断して。

孤独の中で何が自分を引き留めてくれるのだろう。

そうした中でも待った無しにすり寄ってくる動物であれ幼子であれ、その小さな暖かきものが、一人でないことを教えてくれるのだろうか。

 

私には、きっと心に余裕があり、そうした小さな温もりに心が動くけれど、

余裕があっても事件を起こした人の気持ちには寄り添えず。

令和になるって、不思議な喜びの空気は遥か遠くのこととなり。

いつの間にか時代がそれでも進んでいる。

 

あなたの温もりに依存している。