アラフォー女子~友達じゃない知り合いが病気を患い始める お見舞いの悩み~
30代に入って、友人との会話に体調不良のワードがあからさまに増えた。
アラフォーになり、職場でよく話すようになった人たちが、入院手術を必要とする病気をするようになった。
お陰で、お見舞いしたい友人じゃない、付き合いでお見舞いをする機会が訪れる。
元同僚で、見かければ話をしていた人に、今でもたま~に他の同僚とランチするけど、お見舞いを用意してまで見舞ってあげたいとは思えない時。
他の同僚に「5000円程度ね」って言われて一緒に行かざるを得ない時。
それが付きあいって自分を納得させるけど、キツイ。
だって私、パートだよ?5000円って大きいよ。
食事制限で、お見舞いに食べ物NG,病院の方針で花束NGって言われると、
好みもそこまで知らない知り合い程度の人のお見舞いに何用意すればいいのか途方に暮れる。
予算5000円。
実際、何か相手を思ってか、自分本位で考えて購入出来ちゃえばそこそこの品で買わせるんだろうけど。
知り合いのお見舞い初心者としては途方にくれ、結局病院にコンビニがあるからとQUOカードと図書カードで合計5000円分リアルに用意する事になり、金額が出ている分身を切る思いがする卑しい自分の内面にテンション下がる。
実際見舞いに行って、病室に置かれていた見舞いの品。
ほとんどが本・雑誌。
やっぱり5000円も用意しなくて良かったんじゃんとか、心で思ってしまう卑しい自分が嫌になる。
一緒に行った人は、マッサージクッションと雑誌を用意しており、
誘われる相手により見舞いの値段は変わるものだな・・と痛感。
それでも、術後の様子よろしく、楽しい話を聞かせてくれた彼女に「付き合いの値段」の価値はあったかと思われる。
自治会の同じ班の人の葬式で一律3000円を求められる付き合い香典料。
見たこともなかった寝たきりのお爺ちゃんに払うよりは、ずっと身のある出費なのだろう。
大人って大変。
こうして、また一つ大人になった・・・のだろうか。